nami社会保障通信
社会保障政策(年金・医療・介護・生活保護・雇用・少子化対策)の解説や意見
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パートの社会保険加入拡大-新適用基準
正規労働者と非正規労働者の格差が社会的問題となり、均衡知遇や再チャレンジを推進するために、2011年9月1日からパート労働者の社会保険加入を拡大することになりました。新しい適用基準は、(1) 週所定労働時間が20 時間以上 (2) 賃金が月額98,000 円以上 (3) 勤務期間が1年以上の条件をすべて満たす人になります。2007年通常国会に提出された「被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案」から、パートの社会保険加入拡大についてまとめました。


1.パートの社会保険の適用拡大について
(1)新しい適用基準
所定労働時間を基軸として、賃金水準及び勤務時間を適用の判断要素とする。ただし、従業員300 人以下(現在、厚生年金の適用対象とされている従業員の人数で算定)の中小零細事業所の事業主は、新適用基準を猶予する。また、学生は適用の対象外とする。

(1)労働時間
週所定労働時間が20 時間以上(雇用保険と同基準)

(2)賃金水準
賃金が月額98,000 円以上。現行の厚生年金の保険料負担の基準(標準報酬等級)の下限の額と同じ。賞与や通勤手当、残業手当等の最低賃金法で賃金に算入しないものを除く毎月の賃金支給額で判断する。(雇用保険は基準なし)

(3)勤務期間
勤務期間が1年以上(雇用保険と同基準)

(2)健康保険・介護保険
厚生年金で新たに適用対象となる者については、健康保険・介護保険も一体的に適用する。

(3)施行時期
施行時期は、制度の周知や企業の対応など十分な準備期間を設ける観点から、2011年9 月1 日とする。

2.社会保険の適用拡大の影響
(1)適用対象者
新たに適用対象となるパート労働者数は、10~20万人

(2)事業主負担
事業主負担の増加額は、200~300億円
内訳は、厚生年金分100~200億円、健保・介護分100億円程度


参考資料
パート労働者に対する健康保険適用の拡大について

関連エントリー
被用者年金制度の一元化-年金制度改革
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テーマ:年金 - ジャンル:政治・経済

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赤澤 波

Author:赤澤 波
社会保険労務士・Wikipedia年金分野編集者 
社会保障の理念は変動する社会の中で国民のセーフティネットを確立すること。
自由主義の社会福祉国家の社会保障政策を考えます。
詳細プロフィール(http://d.hatena.ne.jp/nami-a/about)

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