nami社会保障通信
社会保障政策(年金・医療・介護・生活保護・雇用・少子化対策)の解説や意見
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再チャレンジ支援策-格差の固定化を防ぐ「底上げ」
経済財政諮問会議(2007(平成19)年1月29日)第2回)では、緊急に「誰もが能力形成や資格取得の機会が得られる仕組みをつくり、底上げによって格差の固定化を防ぐ」ための大きな方向性を出す事になりました。
具体的な課題は、「集中的・効果的な能力形成支援プログラム」、「就労促進型福祉への転換」を挙げています。90年代の低迷期に社会に出た人、企業をリストラされている人、子育て中でなかなか資格や能力形成の機会がない人、生活保護、母子家庭の人などを対象に、働きたい人に雇用機会を与える仕組みや最低賃金のあり方を検討します。
「2007(平成19)年の経済財政諮問会議における主な課題」の中から、雇用・労働、社会保障、少子化対策関連をまとめました。


1.労働市場改革(労働ビッグバン)
すべての人がそれぞれの能力を生かし、働き甲斐をもち、それが経済活力と両立するような働き方や労働市場のあり方を検討する。特に、2007(平成19)年は働きたい人が働く場を得ること(就業率の上昇)を目指す。

(1)ワーク・ライフ・バランスの実現
子育てとの両立など
(2)ハローワークへの市場化テスト導入

2.再チャレンジ
誰もが能力形成や資格取得の機会が得られる仕組みをつくり、「底上げ」によって格差の固定化を防ぐ。格差是正は、上の方を下げる形の是正ではなく、全体を上げていくようなやり方が成長力の強化になる。「底上げ」によって格差の固定化を防ぐというのは、全体としての成長力を底上げし、働く人全体の所得や生活水準を上げる形で格差の固定化を防ぎ、全体の成長基盤を底上げしていくことである。

(1)集中的・効果的な能力形成支援プログラム
安定的な雇用機会がなく、能力形成の機会も得にくい人への能力形成支援
(2)就労促進型福祉への転換
働きたい人に機会を福祉から雇用へ

3.効率的で質の高い社会保障制度の構築
社会保障の質を維持し、かつ将来世代の負担を軽減することが、わが国の社会保障制度の重要な課題。制度や供給サイドの効率化に注力する。特に、社会保障個人会計、それにあわせて社会保障番号の整備が必要である。

(1)医療や介護の高コスト構造是正プログラムの策定
(2)一体的見直しに向けた社会保障個人会計等の検討

4.少子化対策
少子化対策は、長期的な日本経済に影響を与えるが、ワーク・ライフ・バランスにも重要に関連する。子供を育てながら働きやすい環境をつくるというのは大変重要なことで、それが少子化の流れを変えるところにもつながっていく。


参考資料
経済財政諮問会議大田大臣記者会見(平成19年1月29日第2回)
平成19年の経済財政諮問会議における主な課題
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赤澤 波

Author:赤澤 波
社会保険労務士・Wikipedia年金分野編集者 
社会保障の理念は変動する社会の中で国民のセーフティネットを確立すること。
自由主義の社会福祉国家の社会保障政策を考えます。
詳細プロフィール(http://d.hatena.ne.jp/nami-a/about)

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